コラム

冷房で冷えた身体のリセット法|夏こそ“温め”がカギ!

暑い夏。外は猛暑なのに、室内はエアコンでひんやり…。
快適なはずの空間で、知らず知らずのうちに体が冷え切ってしまっていませんか?

冷房冷えがもたらす不調とは?

エアコンの風に長時間あたっていたり、冷たい飲み物をとりすぎたりすると、体の深部から冷えてしまいます。
その結果…

  • 足元がだるくなる
  • 胃腸の動きが鈍くなる
  • 肩こり・頭痛が出やすくなる
  • 寝ても疲れが取れない

といった“夏の隠れ冷え”が起こります。

特に女性は筋肉量が少ないため、冷えやすく温まりにくい傾向があります。

東洋医学でみる「冷え」と身体のバランス

東洋医学では、冷えは「気・血・水(きけつすい)」の巡りを悪くするとされており、あらゆる不調の原因となります。

冷えを放置すると、胃腸の働きが落ちたり、免疫力の低下、月経不順、自律神経の乱れにもつながってしまうのです。

冷えた体のリセット法

  1. ぬるめのお風呂にしっかり浸かる
     38〜40度のお風呂に15分ほど入ることで、体の芯から温まり自律神経も整います。

  2. 温かい飲み物をとる
     白湯やハーブティーで内臓を優しく温めましょう。冷たい飲み物は控えめに。

  3. 「三陰交」へのお灸・ツボ刺激
     足の内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」は冷えや婦人科系の不調におすすめのツボです。

  4. 足首・首・お腹を冷やさない服装を
     エアコンが効いた室内では、薄手の靴下やカーディガン、腹巻などで冷えを予防しましょう。

  5. 鍼灸で深部から温めるケア
     当院では、お腹や足の冷えに対応した鍼灸施術で「内側からの温め」をサポートしています。

冷えを整えることで、こんな変化も!

  • 睡眠の質が良くなる
  • 胃腸が動きやすくなる
  • だるさや疲れが抜けやすくなる
  • 生理前後の不調が軽くなる

「冷えは冬だけのもの」と思いがちですが、夏こそ“冷え対策”が重要です。
体をリセットしながら、暑い季節を心地よく過ごしましょう!

まとめ

冷房による冷えを感じたら、早めのケアが大切です。
しろくま鍼灸院では、お一人おひとりに合わせた冷え対策の鍼灸をご提供しています。

お気軽にご相談ください。