最近、眠れていますか?
現代社会では「寝つけない」「夜中に目が覚める」「朝起きても疲れが取れない」といった“不眠”の悩みを抱える人が増えています。
その原因の多くが、実は「自律神経の乱れ」にあることをご存知でしょうか?
この記事では、自律神経と不眠の関係、そして鍼灸がどのように改善に役立つのかを詳しく解説します。
自律神経とは?
自律神経とは、
「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」
からなり、私たちの体を無意識にコントロールしてくれる神経です。
なぜ自律神経が乱れると眠れなくなるのか
スマホの見すぎ、ストレス、カフェインの摂りすぎ、不規則な生活などで交感神経が優位になりやすくなり、体が“戦闘モード”のまま寝つけなくなるのです。
鍼灸が自律神経に効く仕組み
鍼灸は、ツボ(経穴)を刺激することで、神経系に直接働きかけます。
副交感神経が優位になることで、心身がリラックスし、自然な眠気が生まれます。
不眠改善に使われる代表的なツボ
- 神門(しんもん):手首の小指側。精神安定に効果あり
- 安眠(あんみん):耳の後ろ。その名のとおり快眠に導く
- 百会(ひゃくえ):頭頂部。全身の調整に使われる万能ツボ
※鍼だけでなく、お灸や指圧でも活用されます。
当院での不眠治療の実例
「30代女性/事務職」:寝つきが悪く、睡眠時間も短かったが、週1回の鍼灸+生活改善指導で3週間ほどで改善傾向。
セルフケアと合わせて効果アップ
- 寝る前のスマホ断ち
- 軽いストレッチや深呼吸
- 安眠に効果的なお灸(市販の台座灸など)
鍼灸と組み合わせることで、より効果が高まります。
不眠は放置せず、自然な方法で整える
不眠は「薬でなんとかする」前に、「自律神経のバランスを整える」という根本的なアプローチが重要です。
鍼灸は、副作用も少なく体に優しい方法として注目されています。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。